お知らせ

音楽と観劇の会 ミュージカル『ISSA in Paris』

原案・作詞・作曲:モーリー・イェストン 脚本・訳詞:高橋知伽江 演出:藤田俊太郎

この次の音楽と観劇の会では、モーリー・イェストンが原案・作詞・作曲を手がけたミュージカル『ISSA in Paris』を鑑賞致します。この作品は俳人・小林一茶“若き日の知られざる空白の10年“を、過去と現代とを交錯させながら描いたファンタジーで、主人公のシンガーソングライター・ISSAこと海人(かいと)役を海宝直人、若き日の一茶役を岡宮来夢が演じます。

演出は、数々の演劇賞を受賞し、モーリー・イェストン作のミュージカル『ナイン』で第28回読売演劇大賞最優秀演出家賞と第42回松尾芸能賞優秀賞演劇部門を受賞し、モーリーからの信頼が厚い藤田俊太郎に託されました。 今回も御園座様に観やすいお席をご用意頂いておりますのでこの機会に、ぜひご鑑賞ください。

【STORY】

現代の東京に住む、シンガーソングライターISSAこと海人(海宝直人)。海人は突然の母親の死から立ち直れず、呆然自失になっていた。そんな中、命の儚さをうたった小林一茶の「露の世は露の世ながらさりながら」の句が脳裏に浮かぶ。 また、海人の母は、一茶には消息不明とされる「空白の10年」があり、その期間、鎖国の日本をひそかに抜け出してパリへ行っていたという仮説をたてていた。海人は天才俳人が日本で小林一茶と名乗るまでの「空白の10年」に一体何があったのかを突き止めるため、そして自分自身が前に進むためにパリへ旅立つことを決める。海人はパリに行き、何を得るのか。 そして、小林一茶(岡宮来夢)の10年には何があったのか。2人の青年が時空を超え、パリで出会う。