名古屋キワニスクラブとは

キワニスクラブは民間の奉仕団体で、広く世界中で活動を行う団体です。「名古屋キワニスクラブ」は国際キワニス加盟クラブとして1966年1月24日に発足しました。
以来社会奉仕団体として、様々な寄付や表彰事業を行っています。

KIWANIS INTERNATIONAL

会長あいさつ

 皆さま、こんにちは。
 名古屋キワニスクラブ会長の松井徹でございます。


 キワニスクラブは、地域社会への貢献、特に子どもたちへの奉仕を目的とする国際ボランティア組織でございます。現在85の国と地域に約6,500のクラブが設立され、約16万人の会員が「Serving the children of the world.(世界の子どもたちに奉仕する)」という理念のもと、未来を担う子どもたちのために活動を続けております。


 国際活動の一例として、ユニセフと共同で進めた「妊産婦・新生児破傷風撲滅運動=エリミネイト・プロジェクト」がございます。このプロジェクトでは、ワクチン約3億8,700万回分に相当する資金1億1,000万ドルを集めて27か国で破傷風を根絶し、約6,000万人の新生児とその母親の命を救いました。


 名古屋キワニスクラブは、1966年1月に日本では東京に次いで2番目に設立され、2026年には60周年を迎えます。毎週金曜日に例会を開催し、経済・社会・文化など多岐にわたる分野の専門家の先生方にご講話をいただき、学びと交流の場としております。また国際キワニスおよび日本地区の方針に則った奉仕活動や当クラブ独自の社会奉仕活動にも積極的に取り組んでおります。


 具体的には、社会貢献活動を顕彰する「社会公益賞」の贈呈、並びに病院小児科や児童福祉施設へ図書を寄贈する「キワニス文庫」を、クラブ創設直後から50年以上に亘って行って参りました。他にも、児童養護施設の支援、なごや子育てフォーラムや里親フォーラムへの協賛、病気の子どもたちを勇気づける「キワニスドール」の製作・寄贈、災害義援金等への募金活動など幅広い活動に取り組んでおります。更に、会員相互の親睦を深めるため、クリスマス会、ゴルフ会、音楽・観劇会なども開催し、活動基盤の強化に努めております。


 近年、世界の国々で分断と格差が拡大し、子どもたちを取り巻く環境は厳しさを増しております。日本におきましても、児童虐待の件数が増加し、子どもの9人に1人が貧困状態にあると言われるなど、頼るべき大人に頼れない子どもたちの孤立は深刻な社会問題と化しております。


 このような状況の中、私たち名古屋キワニスクラブは、創立60周年を新たな出発点として、すべての子どもが笑顔で暮らし、夢と未来を育むことができる社会の実現を願い、奉仕活動の更なる充実を図ってまいります。


 今後とも皆さまのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、趣旨にご賛同いただける方には、是非ご入会いただき、新たな仲間としてお力添えを賜りますようご期待申し上げまして、会長就任の挨拶といたします。

2025年10月吉日

名古屋キワニスクラブ
会長 松井 徹

名古屋キワニスクラブについて

会長
松井 徹
設立
1966年1月24日
会員数
男性会員:116名
女性会員:17名
計:133名(令和7年10月1日現在)
例会場
名古屋マリオットアソシアホテル
名古屋市中村区名駅1-1-4
例会日
毎週金曜日 12:30~13:30
活動状況

1. 国際キワニスの目標にそった活動

  • キワニスこども基金への寄付
  • キワニスドールプロジェクト
  •  その他

2. 当クラブの重要事業・行事

  • 社会公益賞贈呈
  • 年次の事業
    • ・キワニス文庫寄贈
    • ・青少年教育活動支援

      なごや子育てフォーラムへの協賛

      里親フォーラムあいちへの協賛

      キッズインタープリター養成事業への協賛

      「ようこそ大学へ!プロジェクト」への協力

      名古屋キワニスクラブ奨学金

      児童養護施設へのキャリア教育支援・食糧支援

    • ・クリスマス会
    • ・旅行会
    • ・ゴルフ会、音楽と観劇の会

3. 創立記念事業

  • 10周年 愛知青少年公園に植樹して
    「キワニスの森」を造林。
  • 20周年 徳川美術館へ陶壁画を寄贈。
  • 30周年 矢場町公園内にブロンズ像を
    寄贈。
  • 40周年 あいち少年少女発明とくふう展に
    おける『名古屋キワニスクラブ』
    賞の贈呈。
  • 50周年 名古屋キワニスクラブ奨学金制度
    を創設。
    愛知県のキッズインタープリター
    養成事業に協賛。

4. 過去に実施した奉仕事業

  • 国際的奉仕事業
    • ・ヨード欠乏症IDD撲滅運動(目標を達成)
    • ・エリミネイトプロジェクト(目標を達成)
  • 当クラブ独自の奉仕事業
    • ・家庭教育講演会への協賛
    • ・AKK・名古屋キワニス国際教育研究助成
    • ・あいち少年少女発明とくふう展への協賛
    • ・名古屋城復元事業に使用する杮板(こけら)の寄付(平成19年度)
    • ・例会費節約による臨時寄付(平成21年度)
    • ・開府400年事業「なごや子どもCity2010」寄付(平成22年度)