お知らせ

音楽と観劇の会(ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』)

毎回好評を頂いております「音楽と観劇の会」ですが、次回は東宝制作のミュージカル「ジャージー・ボーイズ」を取り上げます.

名曲「シェリー」「君の瞳に恋してる」等の名曲で知られるフランキー・ヴァリ&ザ・フォーシズンズの誕生からの軌跡を、実話を基に製作された作品です。中川晃教が主演した日本初演版は同年度の演劇賞を独占し、高い評価を得ています。今回は、フランキー・ヴァリ役を中川晃教と昨年レコード大賞を受賞したDa-iCE (ダイス)の花村想太がWキャストで演じます。何れかお好みのキャストでお選び頂けるよう2公演ご用意致しました。今回もキョードー東海様のご協力で観やすいお席をご用意しておりますので、この機会に是非ご鑑賞ください

Introduction :

はじまりはニュージャージー州の貧しい片田舎。

“天使の歌声”を持つフランキーは、成功を夢見る兄貴分のトミーとニックのバンドグループに迎え入れられる。早速3人での音楽活動をスタートさせるが、フランキーの歌声をもってしてもグループには未だ何かが欠けていた。

鳴かず飛ばずの日々が続く中、作曲の才能溢れるボブが加入する。フランキーの歌声に魅了されたボブは、その声のために曲を書きたいと思うのだった。しかし金もコネもない彼らを待っていたのは過酷な下積み生活。そんな中でも彼らは自分たちの音楽を磨き、それぞれの才能を開花させていく。そしてついにボブの楽曲と4人のハーモニーが大物プロデューサーの目に留まった。彼らは「ザ・フォー・シーズンズ」としてレコード会社と契約し、《Sherry》をはじめとする全米ナンバー1の楽曲を次々と生み出していく。ヒット曲につぐヒット曲、長期にわたるツアーで、家族を顧みずに酒と遊びを繰り返す日々が続く。富も名声も手にしたはずの4人だったが、輝かしい活躍の裏では、莫大な借金やグループ内の確執、家族の不仲など、様々な問題が勃発し、彼らの固い絆を蝕んでいった。それらはやがて取り返しのつかない大きな軋轢となり、グループを引き裂くのだった。

成功と挫折。あまりに劇的な春夏秋冬を駆け抜けていく4人がその先で見たものとは―。